2009年 02月 03日
味の店 中華亭 |
私の生まれた街「白石市」。
JR東北新幹線の白石蔵王があるところです。
お客様から「新幹線の到着から遠刈田温泉行き路線バスの接続が悪い。」と言われます。その時間を構内で過ごすのは退屈です。さすがに歩くのは難しい距離ですので、タクシーでどうぞ。おそらくワンメーターです。知らない街で誰でも知っている「ラーメン」の名店を発掘するのも旅の楽しみではないでしょうか。
先ごろ吉永小百合さんがうーめんを食べているCM撮影に訪れました。
駅構内にはそんな情緒たっぷりのポスターも貼られていますよね。
さて、このラーメン屋さんは母親の実家のすぐ裏にある小さなお店。
私が高校生の時に他界した大好きな伯父に良く連れられ行きました。
ここのおばあちゃんに「おじさんに似てきたね」と言われるのがちょっとうれしい。本当に親しみを込めて愛しているお店です。
大げさですが、私の「ラーメン観」を作った味の原点です。
まさに「ザ・中華そば」とても美味しいです。
白石温麺を思わせる白いストレート麺。
少し柔らかめの食感ですが、コシはしっかり。弾力もっちりです。あっさりチャーシューも味がしっかり付いています。一番イケているのがスープです。火傷しそうなほど熱々。
そして冷めない。だから店内はしゃべっている人がいません。店員のおばさん達も必要以上の接客をしませんので、本当に静か。スープのだしはガツンと魚の味と香りが結構強烈です。
中華そば系は中華大盛・チャーシューメン・メンマラーメン、ダブルがラインナップ。
そして隠れた4番バッターが「味噌タンメン」。1時前後で売り切れます。地元では根強いファンが多く、通は「味噌タン」と呼びます。もっと通は「味噌タンチャーシュー」をオーダーするようです。そしてさらに唐辛子をちょっとトッピングして食べてます。こちらも捨てがたい良い味。
メニューがこけしに書いてあるところが可愛い。でもみんな地元民なのでツッコミません。
by gagaonsen
| 2009-02-03 11:21
| レポート