2010年 01月 03日
歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎 |
1月2日は歌舞伎座の初日。
旅館の仕事をしている以上、おそらくこの日に見に行けるのは現役を引退してからです。
いつかは行ってみたいと思っていましたが、どうやらそれは新しく建て変わった「新・歌舞伎座」になりそうです。
現在公演中の演目。昼の部も夜の部も捨てがたく、通しで見たいなぁ。と思いますが・・・やっぱりこれも難しそう。
昨晩、NHKで「京鹿子娘道成寺」を見ました。
以前、劇場で1度だけ拝見させて頂きましたが、やっぱりテレビで見ても良いですね。
亡くなった祖母のようにテレビに向かって拍手してました。
昨日お客様に「スタッフの◎◎さんが見えませんね」と言われました。
「結婚して退職しました」「そうですかそれは少し寂しいですね」などといったやり取りをしました。お客様はどう感じているのだろう。
やはり今まで親しんでいた配役が変わっていたり、人数が少なくなっていたりすると寂しい。
古典的な歌舞伎の演目も代々お家芸として受け継がれている。
とんぼを切る台詞の無い役者もその舞台を懸命に演じる。
初日、その役者達に違和感を感じていても千秋楽にはピッタリと息が合っているはず。そう思いながら見る事もあるでしょう。まだぎこちない二世役者の演技を応援する思いで見ている人もいるでしょう。ふとそこにある共通点を見つけました。
蔵王にある峩々温泉も立替工事を何度と無く繰り返し、その度に賛否両論あり、いつの間にか時代になじんでいく。お客様も自然とそれを受け入れてくれる。
親心にも似た感情だと思う。
それが許されているのは峩々そのものが普遍的で「絶対的非代替」な存在であるからだと思う。
歌舞伎座に変わるものはこの世にはありません。
だからあれほどの人が全世界から集まるのです。
強い信念のもと、大きな英断と小さな変化を繰り返して本物は磨き、受け継がれるのだと感じました。
こいつぁ春から~というわくわくした気持ちと、ラスト1回実際に見に行ってやる!と心に決めました。
旅館の仕事をしている以上、おそらくこの日に見に行けるのは現役を引退してからです。
いつかは行ってみたいと思っていましたが、どうやらそれは新しく建て変わった「新・歌舞伎座」になりそうです。
現在公演中の演目。昼の部も夜の部も捨てがたく、通しで見たいなぁ。と思いますが・・・やっぱりこれも難しそう。
昨晩、NHKで「京鹿子娘道成寺」を見ました。
以前、劇場で1度だけ拝見させて頂きましたが、やっぱりテレビで見ても良いですね。
亡くなった祖母のようにテレビに向かって拍手してました。
昨日お客様に「スタッフの◎◎さんが見えませんね」と言われました。
「結婚して退職しました」「そうですかそれは少し寂しいですね」などといったやり取りをしました。お客様はどう感じているのだろう。
やはり今まで親しんでいた配役が変わっていたり、人数が少なくなっていたりすると寂しい。
古典的な歌舞伎の演目も代々お家芸として受け継がれている。
とんぼを切る台詞の無い役者もその舞台を懸命に演じる。
初日、その役者達に違和感を感じていても千秋楽にはピッタリと息が合っているはず。そう思いながら見る事もあるでしょう。まだぎこちない二世役者の演技を応援する思いで見ている人もいるでしょう。ふとそこにある共通点を見つけました。
蔵王にある峩々温泉も立替工事を何度と無く繰り返し、その度に賛否両論あり、いつの間にか時代になじんでいく。お客様も自然とそれを受け入れてくれる。
親心にも似た感情だと思う。
それが許されているのは峩々そのものが普遍的で「絶対的非代替」な存在であるからだと思う。
歌舞伎座に変わるものはこの世にはありません。
だからあれほどの人が全世界から集まるのです。
強い信念のもと、大きな英断と小さな変化を繰り返して本物は磨き、受け継がれるのだと感じました。
こいつぁ春から~というわくわくした気持ちと、ラスト1回実際に見に行ってやる!と心に決めました。
by gagaonsen
| 2010-01-03 11:35
| トピックス