2010年 04月 21日
大河原 桜まつり |
只今見頃!この場所はJR大河原駅から徒歩5分。
歩行者専用の橋がありますので、それが目印です。
撮影は4月19日午前11時頃です。
まだ5分咲きの木もチラホラありましたので、今日あたりは最高ではないでしょうか?
ぜひカメラを持ってお出かけ下さいませ!
桜が満開になった時のあの高揚、言葉を失います。
そして散りゆく姿には「ありがとうございました」と思わず言葉が出てしまうものです。
そんな時はいつも胸が締め付けられる。
でもその思いは嫌いではない。
それは心に咲く花、ときめきなのかも知れません。
現在の取り巻く環境に対する結果。我々はその事実に失望し、未来を見失います。
自分の器では決して受け止める事のできない不安。
先がまったく見えない昨今の世相。
そんな時、人は直感的にこのときめきを追い求めるのかも知れません。
いつもときめいていたい。
少しの時間でも、こんな自分に未来を描きたいのです。
はかない命に思いを馳せる気持ち。
誰しも持ち続けていたいはずです。
今年の桜は特別に私の心を動かす。
それは間違いなく世の中の変化によるものです。
毎年同じ時期にちゃんと咲いてくれる老木達。
「清く・正しく・美しく生きる」という事を桜の生き様になぞらえる事がよくあります。
大変な世の中を美しく生き抜くために、彼らは毎年違った事を教えてくれる。
見るともなく全体を観なければ、そのおじいちゃん・おばあちゃん達は語りかけてくれない。
ふと土手の草むらに座り込み、人々の往来に目をやる。
みんなニコニコ笑っている。笑いながらこちらに向かって歩いて来る。
笑声がはっきりと聞こえる。心なしか犬も笑っているかのよう。
大河原の桜まつりには沢山の笑顔が集まっている。
自分は桜の写真を撮りに来てたはずなのに、その笑顔に感動している事に気が付く。
なんともほんわかとした気持ちになる。
言葉にならないこの気持ちをときめきと言うのなら、心に咲いた花びらを来年までしっかりとカメラに収めておこう。
by gagaonsen
| 2010-04-21 14:54
| 写真