2007年 06月 18日
温泉館 新築工事 5 上棟式 |
3月12日は忘れなれない1日となりました。
上棟式に望んだ我々を待ち受けていたのは、この冬一番の猛吹雪。
駆けつけてくれた関係各位のスリップ事故、合計4台。
チェーンを付けても帰れないトラック2台。
除雪車に牽引されたダンプカー1台。
峩々スタッフで自宅に帰った者0人。
白銀の世界の中で虹色の吹流しがなびき、私は一世一代の晴れ舞台を飾りました。
母親からプレゼントされた新品のスーツに袖を通すこともできず、私はいつもの雪かきルックで屋根に上りました。
この時ばかりは世の中で一番良い男に見える。と祖父が言っていた事を思い出しました。
そうだ、蔵王が祝福してくれているのだ。私はそう言い聞かせ、震える膝を前に前に出しました。
私は山に感謝しました。
厳しくも私達を受け入れ、休むことなく温泉の恵みを分け与えてくれている。
我々はもっとこの蔵王に歩み寄らなければならないのだと。
そしてこの貴重なお湯を大切に大切に守っていかなければならない。
強風にその声はかき消されたかもしれないが、私はそう心に誓いました。
上棟式に望んだ我々を待ち受けていたのは、この冬一番の猛吹雪。
駆けつけてくれた関係各位のスリップ事故、合計4台。
チェーンを付けても帰れないトラック2台。
除雪車に牽引されたダンプカー1台。
峩々スタッフで自宅に帰った者0人。
白銀の世界の中で虹色の吹流しがなびき、私は一世一代の晴れ舞台を飾りました。
母親からプレゼントされた新品のスーツに袖を通すこともできず、私はいつもの雪かきルックで屋根に上りました。
この時ばかりは世の中で一番良い男に見える。と祖父が言っていた事を思い出しました。
そうだ、蔵王が祝福してくれているのだ。私はそう言い聞かせ、震える膝を前に前に出しました。
私は山に感謝しました。
厳しくも私達を受け入れ、休むことなく温泉の恵みを分け与えてくれている。
我々はもっとこの蔵王に歩み寄らなければならないのだと。
そしてこの貴重なお湯を大切に大切に守っていかなければならない。
強風にその声はかき消されたかもしれないが、私はそう心に誓いました。
by gagaonsen
| 2007-06-18 22:21
| 工事現場