2008年 06月 21日
テレビ 復旧いたしました |
先日の台風4号により断線してしまっていたテレビケーブルがやっと届き、張り直し作業を行いました。
ご宿泊いただきましたお客様には大変ご迷惑をお掛けいたした。
お詫び申し上げます。
テレビは映っていてあたり前。というのが日常です。
ところが峩々では沢山の苦労があります。
建物に直接アンテナを立てても谷間に位置しているため、電波をキャッチする事ができない。
よって150m離れた場所にアンテナを建て、そこからケーブルで建物に引き込む。
蔵王おろしが直接吹き降ろす「濁川」を横断するケーブルは、通常のものでは通用しません。
専用の強化されたケーブルを使用し、専門の技師によって作業を進めなければなりません。
とにかくこれでしばらくは安心です。
関係して頂きました方々に感謝を申し上げます。
さて、今回の断線騒ぎで得たものも沢山あります。
テレビが映らない事は「デメリットではない」という事実に気づかされました。
お客様に事情を説明すると「峩々にテレビを見に来たわけではない」と言われ、泣きそうになりました。
チェックアウト時に「いつも部屋に入るとクセでスイッチを入れてしまう。」
「無ければ無いで違う事をするもんだね。」
「散策をしたりお風呂にもう一回入ったり、談話室で映画を見たり、楽しかったよ。」
と言っていただきました。
おかげさまで好評だった「映画の夕べ」は引き続きやっていきたいと考えております。
談話室が非常に盛り上がり、和気あいあいとみなさん楽しそうでした。
部屋にこもってでゆっくりとするのも、談話室でワイワイおしゃべりするのも峩々の良さなんだと思いました。
やはり良いお客様からは学ぶ事が沢山あります。
サービスに付加価値を付けるだけが全てではない。
もっともっと本質的な峩々の良さを引き出さなければならないと、改めて考えさせられました。
by gagaonsen
| 2008-06-21 18:30
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