2009年 10月 15日
気候地形療法認定コース 蔵王上山トレッキング |
先日、上山市の副市長から一通のお手紙を頂きました。
内容は「気候地形療法」の講習会のご案内。
その時どこかで聞き覚えがあり、思い出してみると・・・。
以前、温泉ビューティ研究家の石井宏子さんがドイツで取得してきた資格。
たしか、ドイツで自然環境を活用した医学分野の「気候療法士」。
蔵王のふもと、上山市温泉保養地まちづくり協議会が主催している。
名月荘の菊地さんもこのプロジェクトに参加している。
最近、蔵王登山やジョギングをしている自分にとって少しテリトリーが広がった気がしました。
そうなるとなんとなく行きやすい感じがして、すぐに参加を申し込みました。
なんと!由布院でとってもお世話になった由布院温泉観光協会副会長の冨永希一氏がいる。
そう言えばシンポジウムのコメンテーターに桑野和泉さんの名前があった。
さすが由布院チーム。
彼らは「着地型観光」「着地型滞在」と呼ぶ。
それはお客様が一箇所に滞在し、湯治をしながらリフレッシュする旅のスタイル。
物見遊山の観光旅行から、自分自身のライフスタイルの沿った形の旅へとシフトする。
旅の発見は自分の手で、足で、五感で楽しみ、心身ともに癒される旅。
まさにこれからは湯治の時代。
温泉で元気になる。
地域の自然環境と人とのコミュニケーションによって新しい世界観を見出す。
海外・国内問わず「いわゆる観光地」の延長線上には自分たちの未来をプロットしていない。
あれだけ強烈な集客力を持っている由布院でさえそういった危機感をもって、このような研修に参加しているわけです。業界からうらやましがられるほど洗練されたジャパニーズリゾート。しかし、それらを運営している若手はさらなる進化を望み進む。
いつも由布院のメンバーには沢山の事を教えられる。
自分のライフスタイル。そして、楽しみに訪れるお客様の事だけを考えている。
by gagaonsen
| 2009-10-15 18:48
| アウトドアスポーツ