2007年 08月 06日
新潟ボランティア報告 |
先日、新潟県六日町に行ってまいりました。
最初にリトル北海道の山本賢さんに案内されたのは「やな場」という所。
川の下流にある仕掛けに鮎や鰻が沢山掛かっており、それをその場で焼いて食べさせる。
久しぶりに川魚を頭からかぶりついたような気がします。最近の養殖モノは非常に品質が良く、安く美味しい岩魚や山女などを食べる事ができます。
しかしながら鮎となると別です。しかもここのは別格中の別格。
取れたての上に熟練おじいちゃんの炭火焼とくれば、美味しくないはずがない。
まずは鮎を2匹食べて、岩魚や天然の鰻の蒲焼も頂きました。
蒲焼は蒸さずに肉厚をじっくりと炭で焼き、通常の江戸前よりも甘めのタレで仕上がっていました。この皮の香ばしさたるや、今まで食べた鰻の概念がひっくり返る。
魚沼産コシヒカリ100%の炊きたてご飯の上にまだジュージューと音のする焼きたてをのせた夢のような食べ物。やはり新潟は良いです。もう、到着から1時間30分ほどでノックアウト。峩々を6時に出発した甲斐がありました。一緒に行ったスタッフ達も大喜びで、いつもとは違ったコミュニケーションが取れたような気がします。
さて、本題のボランティアの方ですが、そちらもしっかりとやってまいりました。山本さん&峩々スタッフは六日町にある老人ホームへ。そこでは沢山のお年寄りが私達をまっていました。私の祖父母も、晩年は特老で過ごしましたので懐かしささえ感じました。家をなくされた老人の皆さんは孤独や疎外感を持ち、苦しんでいると聞いていました。しかしながらそこにははつらつとした笑顔・笑顔・笑顔。
私達がこれから作るお寿司を本当に楽しみにしているようでした。山本さんんのご配慮から、本当に新鮮で上質なネタを沢山ご用意いただきました。本マグロの大トロにはじまり近海もののカニ・ウニ・イクラ・サーモン・ホタテ・ハマチに極めつけは焼きたて熱々の卵焼き。こっそりシャリを味見しちゃいましたが、これが絶品。米は最高級のコシヒカリで、酢の塩梅も最高レベルでした。おおよそ我々のチャリティだけでは買う事のできない、素晴らしいモノばかりでした。
やっぱりこの人は職人です。心意気で生きている。持ち込んだ食材を見ただけで、その思いを感じる事ができました。本当に感動しました。ありがとうございました。
おじいちゃん、おばあちゃん達は何度もお代わりをして召し上がってました。
中には簡易カウンターに陣取り、次はこのネタをやってくれ。などと、昔は相当遊んでいたとお見受けするダンディな方もいらっしゃいました。とにかく我々の小さな思いがここ六日町で花開いた瞬間を共感できたことに感謝です。
ご協力いただいた大阪朝日旅行会の皆様、織田準一ファミリー、お湯を汲みに来たときに募金して頂いたお客様、峩々を訪れた芸能人・スポーツ選手の皆様、忘年会のオークションで沢山買ってくれた峩々・ベルツスタッフの家族のみんな・村山市の大工さんチーム・その他親しい業者さん達。本当に本当にありがとう!
ここに良い報告ができました。
心より感謝を申し上げるしだいでございます。
by gagaonsen
| 2007-08-06 18:23
| トピックス