2008年 08月 26日
ART-MOBILE |
峩々温泉がバックアップを務めておりますArt-Mobileですが、スタートから3ヶ月、それを記念してパーティーが開かれました。先日の夜行バスの記事を書きましたが、その時に行ってきました。
その様子はアート・モービル オフィシャルサイトでどうぞ!
まずは、このサイトを企画・運営されている津島さんをご紹介しなければ・・・。
もともとはこのサイトを運営している津島氏がベルツの常連さんだった事から始まります。
菅生サーキットへレースの取材に訪れていた氏は、毎回必ず食後(ベルツ)に峩々に立ち寄り、湯につかったから横浜に帰っていました。
いつからか言葉を交わすようになり、新しいサイトの立ち上げを考えている事を聞かされました。物静かな方でしたが、ステキな夢があったのです。ジャーナリストやアーティストが自由に自分らしい活動ができる場所を作る!みんながその夢に一生懸命になれる環境を作って行きたいとおっしゃってました。活動内容の面白さに、何か背筋がゾクゾクするようでした。峩々も微力ではありますが、お手伝いをさせて頂いております。
自由な環境を作るために努力する事は、決して辛い事ではありません。
業界の固定概念や一軒宿であるがゆえの難しさはいつも感じていることです。その壁をブレークスルーする事で、訪れる旅人が自由を感じる。迎える我々はもっと自由でいなければならないと思います。自由には必ず規律が存在します。その規律は自分で作った方がより楽しい。自由な空間で自由に過ごす。それが峩々のスタイルですし、アート・モービルとの共通点だと、私は理解しています。お互いが共鳴し、夢を語り合える事は本当に何にも変えがたい喜びです。
まだ走り出したばかりのサイトですが、これから面白くなりますよ。
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「Art-Mobile」 ・・・ホームページ・津島代表のコメントより抜粋
世の中には自動車雑誌、WEBマガジン、ジャーナリストブログはたくさんあります。そのほとんどが新車情報とジャーナリストによる試乗記、それに連動した自動車販売業者の広告リンクといった内容です。情報を得るという意味ではとても役にたちますし、決して否定しません。アートモービルでも日本カーオブ・ザ・イヤー選考委員を中心としたモータージャーナリストの方々による試乗記や、新着情報も掲載していきます。
試乗記は自動車の性能について詳しい情報を得られますが、例えば「ホイールベースが15cm伸びて安定感が増した」という情報を、いくつものサイトを渡り歩いて読み続けたいものでしょうか? それはジャーナリストの視点としてはまったく正しいものです。ジャーナリスト以外の視点、車の性能だけではなく、ユーザーの購入動機となる視点は、ジャーナリスト以外がもっていることも多いのです。
例えば昨年発売されて話題を集めた NISSAN GTR。素晴らしい性能を持ったクルマであることに疑いの余地はありません。そして多くのジャーナリストがこう書きました。「ポルシェの半分の値段でポルシェと同等の性能を持った GTR は“買い”」だと。でも逆の視点を持ってみましょう。ポルシェが好きな人が GTR を2 台欲しいとは思いませんよね? ポルシェが本当に好きな人は、777万円を持っていたら新車の GTR よりも、ポルシェのユーズドを探すのではないですか?
好きなクルマを買う動機というのは千差万別。クルマはただ性能やコストパフォーマンスだけで好きにならない人も多いということです。
「好きだから」「カッコいいから」「カワイイから」というシンプルな動機の方が、特に輸入車ファンには多いのではないでしょうか?
かつて某輸入車サイトの編集長を勤めていたボクですが、それを表現するにはジャーナリストだけではだめだと思いました。ただ、そのサイトは好きで乗っているアマチュア一般ユーザーの力を借りてきました。それは一歩間違うと一般のブログと変わらない内容のものとなってしまいがちです。今回アートモービルをスタートするにあたって、発想を変えてあくまでもプロフェッショナルとして自動車以外のフィールドで活躍するアーティストが自動車を表現したらおもしろいことになるのではないか、と考えました。クルマの美しさ、カーライフの楽しさ、クルマという文化と芸術性にも視点を置きたい。
その主旨に賛同するフォトグラファー、デザイナー、ミュージシャン、イラストレイター、ライター等々 50 人あまりのフリーランスのアーティストが結集して、自動車を媒介として自己表現をしつつ、先のジャーナリストの情報をインプットしていくのが、ART + AUTOMOBILE = ARTMOBILE なのです。
これからも全面的にバックアップしていきます。
ぜひ応援よろしくお願い申し上げます。
by gagaonsen
| 2008-08-26 14:42
| 雑誌記事掲載